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教育というけれど・・・
デフレ時代と言われています。デフレ時代にはお金の価値が相対的に上がりますから、借金はなるべくしない方がいいです。何故なら、モノの値段は下がってくるのですが、一度借りた借金・ローンの額だけは下がらず、返済負担の軽くなることがないからです。しかも、不景気で世帯収入が減ってくるので、その返済負担なお更です。
ところが、借金・ローン以外にも家計の中で出費の割合が伸びてきている項目があります。それは、教育費です。教育費は住宅ローン、老後の資金と並んで人生の3大支出の一つとされています。教育費が世帯収入に占める比率は33.%にも上ります。ここ数年、世帯年収が減ってきているので、教育費の比率は上昇しています。
教育費というと、大学進学にお金がかかると考えている人も多いと思いますが、実は大学でかかる費用に匹敵するほどのお金が大学へ進学する前にかかっているのです。
従って、学資保険などを活用し早めの準備が必要なのです。また、最近は高齢になってから出来る子供も増えています。その場合、定年を迎える頃に老後の資金と教育費とでダブルパンチになるケースも考えられます。米国では子供がアルバイトをして学費を貯めたりします。良いか悪いかは別にしても、子供に教育費がかかるということを認識させることは必要だと思います。
では、一人の子供を育てるのに一体いくらかかるのでしょうか。もちろん、公立学校、私立学校というように通う学校によっても違います。私立幼稚園は2年間およそ80万円。公立小学校で6年間170万円(私立は約3倍)。公立中学校は3年間120万円(私立は3倍)。公立高校で3年間140万円(私立は2倍以上)。国立大学(自宅)で4年間550万円。私立理系(下宿)で4年間1250万円と言われています。つまり、一人の子供に対して、1500万円から2000万円ほどの費用がかかるのです。筆者が企業の社員研修などで教育費の話をすると、受講生は口々に「親に感謝します」「両親は偉いと思いました」と話します。研修会場で筆者に感想を述べるよりも、その日のうちに自分の親に気持ちを伝えてもらいたいと願います。
(2004/02/08川口一晃)
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